クロレラ工業株式会社

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母乳栄養と人工栄養の腸内環境

生まれたばかりの動物の赤ちゃんには、腸内細菌はありませんが、生後24時間以内にはどこからか細菌の洗礼を受けて赤ちゃんのお腹の中に住み着き定着・増殖するようになります。最初に赤ちゃんのお腹に入って定着する常在細菌が免疫機能に大きく影響を及ぼします。

母乳栄養児と人工栄養児の腸内細菌
  • 母乳栄養児の腸内細菌はビフィズス菌が優勢で、大腸菌や腸球菌といった雑菌が少ないきれいな腸内フローラが見られます。人工栄養児の腸内細菌もビフィズス菌が優勢ですが、大腸菌や腸球菌といった雑菌が母乳栄養児のものより十倍も多いので、腸内フローラは雑然としています。
  • 母乳栄養児の便は、緩くてトロトロの酸臭(酸っぱい臭い)のする“うんち”です。母乳を飲むたびに生理現象で反応し回数は6-10回ですが、人工栄養児の“うんち”には形があります。
  • 母乳栄養児は、病気にかかる割合が低く、死亡率も少ない。母親からもらう初乳と、最初に定着する菌が元気を与えます。また、生まれてまもない赤ちゃんの下痢は、腸内フローラが安定していないからで、腸内フローラが安定すれば下痢は治まってきます。
  • 赤ちゃんの時の腸内細菌のバランスが、将来になって影響します。厳しく云うと小さい時に悪い腸内細菌を持っていると、それが発癌物質の素になって、50歳以降にガンとして現れます。
初乳!
  • 初乳(分娩後約1週間の間に出る母乳)には、体内に侵入した異物を排除する免疫の仕組みに係わりのある分泌型IgA(免疫グロブリンA)を成乳の10倍以上含み、免疫機能の付加に大事な働きがあります。
  • 初乳には感染防御作用をもつタンパク質の一種ラクトフェリンなど多数の物質や免疫抗体のような生理的活性物質が多く含まれています。
  • 初乳を飲ませることは、生まれた赤ちゃんに予防接種をしているのと同じですから、絶対に飲ませなければならないものです。
赤ちゃんにハチミツは厳禁!
  • 生まれたばかりの赤ちゃんには、腸内細菌はありません。赤ちゃんがハチミツを摂取すると、未熟な腸内細菌バランスによりハチミツ(プロポリスなど)に含まれるボツリヌス菌が腸内で増殖して、赤ちゃんを危険な目にさらすことになります。
  • 赤ちゃんが母乳以外の離乳食を始めるには、初乳や母乳から十分な免疫力をもらい、腸内細菌のバランスが整ってからの方が安全です。
雑学
  • 赤ちゃんが母親の乳首を吸うと、母親の脳に刺激が伝わり、子宮を収縮させるホルモンが分泌されるために、産後の子宮の回復が早くなります。つまり母乳で育てることは、母親のためになります。
  • 母乳を作るためには、母親の食事はご飯、焼き魚、豆腐、おひたし、味噌汁などの「伝統的な日本食」が適しています。
  • 子供の腸が大人と同じように消化吸収できるようになるのは、3歳を過ぎてからです。未発達の子供の腸ではタンパク質は分解できずにタンパク質のまま吸収されてしまうことがあるので、アレルギーの原因になる「卵・牛乳・大豆」は、注意して食べさせるようにしましょう。
  • チクゴ株クロレラには、体内に溜まったダイオキシンなどの老廃物を速やかに便と共に排泄する作用が確認されていますので、授乳中の食事に適しています。