クロレラ工業株式会社

クロレラとは

クロレラはクロロフィルaとクロロフィルbを
併せ持つ地球の植物の原点

クロレラは「地球の生命の原点」として今から約20億年前に誕生したと考えられていますが、非常に微細なため、その発見は19世紀末のことでした。

オランダの科学者バイエリンクは、1890年(明治23年)、顕微鏡でやっと見える小さな美しい緑の植物を発見。ギリシャ語の“クロロス(chloros・緑の)”とラテン語の“エラ(ella・小さいもの)”を合成してクロレラ(chlorella)と名付けました。

クロレラとは
クロレラとは

クロレラは直径3~8μm(ミクロン)のほぼ球形の単細胞緑藻で、主に湖沼や河川などに生息しています。光合成によって生長し、人間をはじめとする動植物の細胞が2分裂しながら増えていくのに対し、クロレラは20時間で4分裂という驚異的なスピードで細胞分裂を繰り返します。

種類

人類にも人種が存在するように、クロレラにも種類があります。その数は約20種。その種の中に無数に株が存在しており、株ごとに形状や含まれる栄養素が異なり、それぞれの個性をもっています。

種類

緑色植物の原点

地球上に生息する植物は、その多くが葉緑素のクロロフィルaとクロロフィルbを持っており、クロレラもその両方を持っています。約20億年前から存在していたとされるクロレラは、まさに地球の植物の原点ともいえる生き物なのです。

緑色植物の原点

もっとクロレラを知る

目に見えないほど小さなクロレラですが、クロレラは食物連鎖の起点=生産者として地球上の多くの命を支えています。そんなクロレラを色々な角度からご紹介します。

40m培養プール収穫されるクロレラ粒は?3,000,000粒

チクゴ株クロレラ粒の標準サイズは直径8mm。屋外最大の40m培養プールから収穫して作られるクロレラ300万粒を、縦に積み上げていくと、その高さなんと24km!世界遺産・富士山がすっぽり6個分も隠れてしまう高さ。

40m培養プール収穫されるクロレラ粒は?3,000,000粒

クロレラの“太陽光エネルギー” 変換効率は?20%

一般的な陸上植物で0.1~0.5%、イネやサトウキビなどの変換効率の高い植物でも4~5%、最新鋭の家庭用ソーラーパネルでさえも15~20%の変換効率と言われている。人類が誕生する遥か太古の昔から生息するクロレラに、やっと人類の英知が追いついてきたのである。

クロレラの“太陽光エネルギー” 変換効率は?20%

今日の食卓に並ぶかも?約70種類の魚

クロレラは“食物連鎖の起点=生産者”として地球上の多くの命を支える、縁の下の力持ちでもある。クロレラを食べて成長するワムシ(動物プランクトン)を餌として稚魚に与えている養殖魚は、アユ、マダイ、ヒラメ、トラフグ...そしてあのマグロまでも...クロレラはおよそ70種類の養殖魚に欠かせない存在。

今日の食卓に並ぶかも?約70種類の魚

クロレラの大きさは?3〜8μm

クロレラの直径は、ヒトの血液中の赤血球とほぼ同じ大きさ。もちろん肉眼では見えない微生物なので、クロレラを「一円玉(2cm)」の大きさに例えてみるならば、ヒトはなんと「東京スカイツリー®(634m)」10本分の超巨人になってしまう!(1μmは1mmの1/1,000)

クロレラの大きさは?3〜8μm

屋外培養プールの 培養液の深さは?10cm〜15cm

緑色が濃いので一見、深く見える培養プールも、まっすぐ手を入れると手首まで浸からない程度で、実はとても浅い。深くなればなるほど太陽光は届きにくくなっていく。培養プールの水を浅く、広くすることで、なるべくたくさんの光を、まんべんなくクロレラに受けさせている。

屋外培養プールの培養液の深さは?10cm〜15cm