クロレラ工業株式会社

水産飼料としてのクロレラ

近畿大学 水産養殖種苗センター

クロマグロの養殖

クロマグロ養殖の研究開発に、
当社の生クロレラが大きく貢献

「平成14年、世界で初めて、クロマグロの完全養殖に成功!」―近畿大学水産養殖種苗センターが成し遂げたこの偉業は、マスコミでも取り上げられ、大きな話題になりました。しかしプロジェクト成功の原動力の一つが当社の生クロレラであったことはあまり知られていません。その詳細をレポートすべく、同センター奄美事業場を訪ねました。

世界で初めてクロマグロの
完全養殖に成功

クロマグロの養殖の研究は、昭和45年、水産省の委託によりスタート。昭和54年には0年魚から育成したクロマグロが5年魚に育ち、世界で初めていけす内で産卵、人工孵化して仔魚を育成。そして平成14年6月、人工ふ化して育成した6・7年魚が産卵し、ついにクロマグロの完全養殖に成功しました。 この歴史的快挙は、のちにNHKのドキュメンタリー番組「プロジェクトX」でも取り上げられ、全国に放映されたことで、多くの方に知られることとなりました。

生クロレラ-V12で
ワムシの育ちが格段に向上

「最初に苦労したのが、産卵作業でしたね。なかなか上手くいかずに何年もかかりました」と語るのは、奄美事業場の技術員・向井良夫さん。 稚魚が施設内の飼育槽で過ごすのは約1カ月。体長約3cmを越えた時点で花天湾のいけすに移されますが、その間、成長の糧となっているのがワムシです。そしてその培養を支えているのが当社の生クロレラ-V12です。 実は、近畿大学でワムシの培養にクロレラを使うようになったのは、向井さんが最初で、いわばパイオニア。「生クロレラの品質も良くて、ワムシの育ちがとてもいいんですよ」同氏はクロレラパワーに、全幅の信頼を寄せています。

近畿大学 水産養殖種苗センター
花天湾に設置された養殖いけす

近畿大学 水産養殖種苗センター

近畿大学 水産養殖種苗センター
奄美事業場施設と技術員 向井良夫さん
※所属は2006年取材当時