クロレラパウダーでFDA(米国食品医薬品局)の評価によるGRASを取得しました
当社 クロレラ工業株式会社は、「クロレラ(Chlorella sorokiniana CK-22)パウダー/マイクロパウダー」でFDA(米国食品医薬品局)の評価によるGRAS(Notification GRAS)を取得しました。
GRASとは、Generally Recognize As Safe(一般に安全とみなされている)の略語で、米国における食品の安全に関する認証制度です。米国内で食品原料となる素材を販売する際に必要となります。
クロレラパウダーは約60%をタンパク質で構成しており、ビタミンやミネラル、葉緑素(クロロフィル)、オメガ3脂肪酸の供給源となるプラントベースフードです。
米国では2000万人以上と言われ、多くのハリウッド俳優や著名人が採り入れるヴィーガンや、ベジタリアンなどの菜食主義者が不足しがちなビタミンB12も含んでいます。
クロレラは葉緑素(クロロフィル)を多く含んでいることから、緑の色付けとしても用いられ、退色防止にも役立ちます。健康食品やサプリメントをはじめ、パンや麺、菓子類、乳酸菌飲料、スムージー、プロテインバー、グリーンカレーなど、様々な食品で活用されております。
クロレラパウダー(約30~60メッシュ)をジェット粉砕でより細かくしたものがクロレラマイクロパウダー(約200メッシュ)になります。
なお、日本国内産クロレラでGRAS(Notification GRAS)を取得するのは、当社が初となります。今後、GRAS認証を積極的に活用し米国食品市場への提案を強化していき、2022年中には輸出を開始します。