かしこい間食の取り方
間食(おやつ)は、休みなく働く脳の栄養素を補うために大切なものです。空腹時間が長くなると脳の栄養素が不足し、パワーがストップして仕事や勉強に支障をきたします。パワーを持続するためにも、かしこい間食の食べ方を身につけましょう。
重要なポイント
- 疲れを癒し、気分転換と情緒の安定、また満足感がもてるもの。例えばパワーになる糖分を持った果物や果汁、ヨーグルト、お菓子などの利用。
- 間食の時間と量は、食事から3時間以上経った後で、1日のエネルギー所要量の1割程度を目安にしましょう。
- 食事だけでは不足しやすい栄養素の補給。糖分を含み吸収のよい栄養補助食品や健康補助食品の利用を間食時に。
仕事中の間食に
休みなく働く脳の疲労回復を素早く行なうには、糖質をもちビタミンB群を簡単にとれる果物やヨーグルトにフルーツを混ぜたもの・アズキの和菓子などをお茶と一緒に。
スポーツをする人の間食
- スポーツをする前には、糖質やビタミンB群、ミネラルが不足しない様な乳製品と果物やビスケットの組み合わせが引き締まった体を作るのにも役立ちます。
- スポーツあとには、筋肉の疲労を早く回復させるビタミンCを多く含んだ、オレンジジュースなどの果汁が最適です。
こんなおやつはいかがですか
ミルクにヨーグルトを加え、抹茶とハチミツをシェイクして召し上がれ。
こんなことにも注意を
- 脳の疲労回復に糖分は欠かせない栄養素ですが、糖質と脂肪が一緒にはいっている洋菓子は口当たりがよく食べすぎ、エネルギー過剰を引き起こす原因になります。
- 女性は男性より甘いものを好む体質をしています。別腹と言って食べ続けていると皮下脂肪が体を覆ってしまいます。頭を使って食べましょう。
- だらだら食べは、血糖値が上がりインスリンが出過ぎて筋肉が落ち、その変わりに脂肪を溜めやすいからだになります。時間を決めて食べましょう!
- 空腹時、食物繊維の飲み物は飲まないように、微量栄養素が足りなくなります。