ストレスに勝つ食事療法
ストレスと食べ物は関係なさそうですが、低血糖や脳に糖がたくさんあってもビタミンやミネラルが足りないとイライラ、根気がなくなるといった症状が出ます。健康な生活をおくるためにも食べ物と食べ方をバカにはできません。
食事療法の重要ポイント
- 重量感の感じられる食品、 穀物や新鮮な野菜・果物・魚などのいのちある食べ物を摂るようにしましょう。
- 新鮮な野菜を十分食べればストレスは緩和されます。
「自覚する愁訴の例」
頭が重い、横になりたい、考えがまとまらない、話をするのが嫌になる、気分が悪い、肩が凝る、腰が 痛いなどの愁訴の数 (苫小地（東京家政大学）、世田谷区保健センター共同調査より)
野菜が不足している食事ではストレスを強く感じ、十分に食べているとき は精神ストレスからおこる愁訴の数が少なくなります。日頃、不快感を感じる強さも野菜の食べる量しだいです。
ストレスにうち勝つコツ
ビタミンA・C・Eを含んだ野菜や食物繊維の多い食品をたっぷりと
- 「食べた!」という重量感のあるご飯に豆腐や人参・大根・ ゴボウ・コンニャクなどの野菜の実だくさん味噌汁を朝食にしっかり食べましょう。
- 朝食は、午前中の活動源となる栄養素を補充するだけでなく、脳に栄養素を送り、身体を早く目覚めさせます。
- 食卓に美しい彩りを加えるトマトや小松菜などの色は、憂鬱 をはらしたり気分を落ち着かせたり、精神的にも食生活を楽しく豊かにします。
規則正しい日内リズムづくり
朝の起床時に体を動かし代謝を盛んにし、体温を早く活動ができるように温め、就寝前には入浴してくつろぎ、筋肉の緊張をゆるめる習慣を身につけましょう。
