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高血圧予防の食事療法
血圧が高いと血管の老化が早く進み血管が詰まったり(脳梗塞・心筋梗塞・腎不全)、血管が破れたり(脳出血)しやすくなり、死亡の確率が高くなります。高血圧の一次予防は、食事面と日常の生活の工夫で予防できます。また循環器疾患の治療の面からも大切なことです。
高血圧症を予防する重要なポイント
- 太りすぎは高血圧と大の仲良し。減量によって血圧は低下します。
- 弾力のある丈夫な血管にするには肉類・魚介類を不足しないように食べましょう。
- 野菜類は血液の酸化を防ぐビタミンC・E、ナトリウムの排泄を促すカリウムなどが含まれるため血圧低下作用があります。
- 豆類やゴマ・小松菜にはマグネシウムが含まれ緊張収縮した末梢血管の緊張を和らげ、血管を拡げ血行を促進する働きがあります。
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血圧を下げる食べもの
- 大豆のサポニンは血管をキレイにし、尿の排泄を促す働きがあります。また不飽和脂肪酸中にはプロスタグランジンが含まれ血管を拡張して血圧を下げます。サポニンは、ヨードを体内から排泄する作用があるので大豆製品を食べる時には海草類と一緒に。
- 海草類に含まれるアルギン酸(水に溶ける食物繊維)は、体内の塩分を吸着して体外に排泄する働きがあります。アルギン酸は酢によって軟らかくなり、酢の血圧を下げる働きと相乗効果が期待できます。
こんな料理はいかがですか
海藻サラダに豆腐を盛り合わせ、シソ入フレンチドレッシングをかけて召し上がれ。
こんなことにも注意を
- 運動は、心筋梗塞などを起こすおそれのある起床後3時間は絶対に避けましょう。
- ニコニコペースで早歩きをしましょう。軽い運動を持続的(15分以上)に行なうことは、血圧のコントロールだけでなく、糖尿病や高脂血症などの代謝の改善にも効果があります。