クロレラ工業株式会社

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ア・ラ・カルト

ストレスに強くなる食事療法

適度なストレスは体に良い刺激ですが、過度のストレスや持続的なものは健康障害の原因になります。ストレスと食べ物は関係なさそうですが、脳に栄養素の糖がたくさんあってもビタミンやミネラルが足りないとイライラ、根気がなくなるといった症状がでてきます。ストレスに強くなる基本は、旬の食べ物を偏食なく食べることです。

重要なポイント
  • 雑穀米や全粒麦などを食べましょう。食べたものをエネルギーに変える働きのあるビタミンB群や活性酸素から体を守るビタミンEが精白されたものより多く含まれています。
  • ビタミンを含む新鮮な野菜を十分に食べましょう。野菜の摂取不足は、ストレスを感じやすく、精神ストレスからおこる愁訴が多くなります。
  • ストレスに強い体は、元気な細胞を作ることです。元気な細胞はマグネシウム、カリウムなどのミネラルが細胞内に多いとストレスに強い体を作ります。
  • いろいろな食品をバランス良く摂るように心掛けましょう。栄養素は体内で相互に作用しながらそれぞれの役割を果たしています。不足している栄養素(ビタミンやミネラル)だけを摂れば良いというものではありません。
良い食品の選び方
  • 旬の食べ物を選びましょう。米や芋などの穀物、野菜・果物・豆類・魚など旬の時期には多くのエネルギーがあります。
  • 良質のたん白質(赤身の肉や白身魚、大豆製品)を食べましょう。ストレスの状態が長く続くと体たん白が減少し、体の抵抗力がなくなります。
  • マグネシウムやカリウムを多く含む食品を食べましょう。緑色野菜、ゴマ、アーモンド、大豆などにはマグネシウムが多く含まれ、精製された食品や加工食品は含有量が少ないという特徴があります。一方カリウムは、緑黄色野菜、海藻類に多く含まれています。
  • 神経の興奮を抑える働きのあるカルシウムは、ゴマ、海藻類、乳製品に含まれています。
  • 新鮮な野菜や果物には、副腎ホルモンの材料(ビタミンC)が多く含まれています。
  • 食べたものをエネルギーに変えるビタミンB群は、玄米や麦、豚肉やウナギ、豆製品に多く含まれています。
雑学
  • 朝食は午前中の活動源となる栄養素を補充するだけでなく、脳に栄養素を送り、身体を早く目覚めさせます。
  • 規則正しいリズムづくりには、起床時に体を動かし代謝を盛んにし、就寝前には入浴してくつろぎ、筋肉の緊張をゆるめる習慣を身につけましょう。
  • お菓子(砂糖)や清涼飲料水(果糖ブドウ糖液糖)の取り過ぎは、糖代謝を低下させ、ストレスを感じやすくなります。