微生物資材としてのクロレラ
テンアップファーム
トマト
作物との対話で大切に育てた
クロレラ栽培トマト
千葉県富里市で、トマトをはじめとする様々な野菜を栽培しているテンアップファーム。このテンアップファームという名前は、土壌改良により野菜の栄養価、特にカルシウムとマグネシウムを「10」%以上高める生産方法に、日本で初めて成功したことに由来しています。そんなテンアップファームでこだわりの野菜を育てている池延さんと宇井さんに、クロレラ栽培トマトについてお話を伺いました。
クロレラでミネラル豊富な土壌づくりを
肥料としてだけでなく堆肥(たいひ)として、土壌改良の役割も果たしてくれることが決め手となり、クロレラ資材(超熟シリーズ、強力スペースエージ)を使い始めて20年ほどになるというテンアップファーム。クロレラ資材を使用することで、ふかふかで微生物いっぱいの、野菜の根が張りやすい土になったのだといいます。さらに、ミネラル豊富なクロレラを使用することで、根から栄養が吸収され、実が詰まったずっしりとした重みのあるトマトが実るそう。
「土の中に入れるものによって葉や実の成長は大きく変わってくるので、いかに元肥の環境を整えられるかがカギとなります。通常、土のミネラル量を増やし、維持することは難しいのですが、クロレラを入れることによって、土の状態がよくなり、病気にも強く、成育が順調で品質のよいトマトの実がなるのです。そしてその野菜を食べていただくことで、人の身体にも栄養が届いていく。このような好循環が生まれることが、クロレラ資材を使用する一番のメリットですね。」とお話される池延さん。
いつまでも愛される作物を育てていくために
印象的だったのは、広大な面積の畑を管理するにあたり、作物の状態を確認することを、宇井さんが「顔色を見るように」、「対話をするように」と表現されていたことでした。まるで我が子のように、手をかけることを惜しまず、日々丁寧に育てているからこその、甘くてハリのある健全な野菜たち。
「今目標としているのは、これからも、より多くの方から愛される、安心で安全な作物を育てていくために、安定した農業経営を実現することです。」(池延さん)
さらなる品質向上を目指すにあたり、クロレラの存在は欠かせないものになっています。
【問い合わせ】
- テンアップファーム
- 〈ホームページ〉https://www.morita-shouten.co.jp/wp/