クロレラ工業株式会社

水産飼料としてのクロレラ

有限会社高田水産

アユの養殖

「安心・安全」をキーワードにした、
クロレラで良質なアユづくり

「食」をおろそかにしないことが健康の基本。それは人間だけではなく、アユにとっても同じことです。今回、取材に伺った有限会社高田水産では、17年前からクロレラを活用することで安心・安全なアユを育成されていらしゃいます。その経緯と現状を、同社の高田斉さんにご説明頂きました。

良質な稚魚の育成には、
クロレラが不可欠

「以前は琵琶湖産の稚魚を養殖していたのですが、病気予防などのために薬を使う関係からか、味も悪く不健康な感じで、納得できるアユづくりはできていなかった。だったら自社で採卵・孵化から手掛けよう」そう考えたのが18年前です。そのときに着目したのが「クロレラ」でした。稚魚の餌となり良質なワムシを安定的に培養するために、長年当社のクロレラ水産資材(HG生クロレラ-V12など)を使用しています。 「やはり大きく違いますね。クロレラで培養したワムシを食べて育った稚魚は、成長を見ても、内臓がしっかりしてくる」厳しい管理下で、前年秋に卵からかえった稚魚は、やがて健康的でおいしいアユへとその身を変えていきます。

株式会社あゆの是則
有限会社高田水産
株式会社あゆの是則
つかみどりコーナー
料理のプロが高く評価。
つかみどりやネット販売も好評

高田水産のアユは、見た目にも天然モノに極めて近い。外見的な評価の一つとされる下顎(かがく)側線孔(そくせんこう)(あごにあらわれる針で突いたような小さな孔)が天然遡上アユのようにきれいに揃っており、これは養殖アユとしては極めて稀です。さらに、冷たい地下水(夏場13℃)で育てているため、身が引き締まっていることも特長です。 たびたびテレビで取り上げられたこともあり、今では家族連れで賑わう地元の人気スポットとなっています。同社はネット販売も行なっており、氷締めにした新鮮なアユや、手作りのひらき干しなどを食することができます。

株式会社あゆの是則
(写真左から)
高田斉さん・西田昇子さん・山内宏彰さん

【問い合わせ】

有限会社高田水産
〈ホームページ〉http://takada-ayu.ev.shopserve.jp/