クロレラ工業株式会社

NEWS

豆知識

男女年齢別死因

こんなにも多くの人が病んでいた
-明日は我が身、男女年齢別死因-

27秒に1人誕生 32秒に1人死亡 90秒に1人がん死亡

男性 年齢別死因

男性では若い頃の事故や社会的ストレスからと思われる自殺、そして中年以降は生活習慣病といわれるがんや心疾患、脳血管疾患が増加しています。

男性 年齢別死因
【悪性新生物部位別死亡率】
悪性新生物部位別死亡率

胃がんの死亡率はほとんど変わりませんが、肺がんの急激な増加をはじめ、肝、大腸も食生活の欧米化によるものと考えられます。 男性の肺は女性の3倍、胃、肝は2倍にも及びます。男性のがん死亡率が高いのは、ストレスを過剰に受けることによる体内環境の変化など、社会的状況が関係しているようです。

女性 年齢別死因

男性より若干はやく、40〜60代のいわゆる更年期に悪性新生物による死亡者が増加しています。また、この年代で死亡した方の約70%は生活習慣病(心疾患、脳血管疾患を含む)が原因です。(注:死因の割合で悪性新生物は更年期に50%以上になりますが、死亡者数は男性の方が総数で約6万人多くなります。)

女性 年齢別死因
【女性悪性新生物部位別死亡率】
女性悪性新生物部位別死亡率

女性の喫煙者の増加、食生活の欧米化に伴い、肺がん、大腸がんは50年前の約5倍以上にのぼりました。また、子宮がんは自覚症状があるため早期発見しやすいということから、若干減少したとも考えられます。

栄養改善や医療技術の進歩等により、日本人の平均寿命はのびてはいますが、その死因は老衰3.1%に対し病気(事故、自殺以外)が73.4%となっています。最近では生活習慣病に対する警戒から、日常の生活、食生活に注意している人々が増えていますが、まだまだ努力する必要があります。寿命をまっとうできるか否かは、本人の努力次第もあるようです。