クロレラ工業株式会社

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豆知識

みずみずしくいつまでも

体重の約60%を占める体液

老化は体の脂肪分が増えて、筋肉や骨が減ってしまいます。脂肪は水を含みませんので、体の水分の蓄えは少なくなります。そのために血が濃くなり、粘って血液の流れを悪くします。

全体液量 細胞内液 細胞外液
乳児 70% 45% 25%
成人 60% 40% 20%
高齢者 50% 30% 20%
年をとったら、まめに水の補給を・・・・。

体の水分が足りなくなると、血流が悪くなるばかりでなく、尿の減少から起こる膀胱炎や急性腎不全、結石や痛風の引き金にもなります。

みずみずしく元気でいるためには
  • 老化は、口の渇きを覚える感覚(口渇感)も衰え、水分の多い薄い尿が頻繁に出るようになります。がぶっと一気にたくさん飲みますと、体が冷えてしまい、血圧の下がる恐れがあります。
  • 汗をかいたり、下痢をしたときには、血液の中のミネラル成分や水分が失われますから、スポーツドリンクなどを薄めて飲みましょう。
  • 寝ている間も汗をかき、呼気からも水分が蒸発しています。寝る前や朝起きたときには、コップ一杯のお水。また就寝中トイレに起きたときも、お水を一杯。枕元に水差しを置くのもよい方法です。
  • お風呂に入る前後も、コップ一杯のお水の補給を。
こんなことに注意を
  • いろいろな水が出回っていますが、普通の水道水で十分です。水道水の塩素を抜くには、沸騰させたり、一晩汲み置いたり、炭で浄化するとよいでしょう。
  • 日中でしたら、喉の乾きを取り除くだけでなく、緑茶や紅茶、ウーロン茶などポリフェノール豊かな飲み物で補うのもよい方法です。
  • 牛乳や果汁には、豊かな栄養素が含まれていますが、血液の粘調度を薄めて、血流をよくする働きはありません。
  • とりたてのキュウリやスイカ、トマトなども水分補給源になります。
  • 冷たいビールをぐいぐい飲むのは、利尿作用を高めますので、要注意です。
「年寄りの冷や水」でなく「年寄りに水」を