クロロフィルと食物繊維
クロロフィルと食物繊維
クロロフィルは植物の葉などに含まれる緑色色素で、細胞内の葉緑体にあり、太陽光を吸収してこれをエネルギー源として、水と空気中の二酸化炭素から糖などの有機物を合成する「光合成」を行ないます。クロロフィルは、ヒトをはじめ多くの動物の血液に含まれる赤色色素(ヘム)ときわめて似た構造を持っています。さらに、どちらも光合成と酸素の運搬という、生命の維持に欠くことのできないはたらきを担っている物質であるという点も非常に興味深いものです。クロロフィルの主成分はマグネシウムです。人間が摂取したクロロフィルは胃でマグネシウムとその他の構成成分とが分離してマグネシウム以外の成分は吸収されずに小腸、大腸を経由して排泄されます。クロロフィルのはたらきは次ぎの通りです。
- ダイオキシンやコレステロールなど排泄
- 胆汁酸の排泄
- 胃腸粘膜の修復と保護
- マグネシウムの補給
クロロフィルはビタミンやミネラルと同じように私たちのからだに必要な成分です。
食物繊維は「人間の消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体」と定義され健康を保つために必要な「第6の栄養素」として注目されています。日本人の食生活は欧米化し、肉や乳製品の増加に対して食物繊維は目標摂取量20〜25gに対し、16gしか摂れていません。意識して積極的に摂らないとどうしても不足しがちになります。
今までの健康法がなかなかうまくいかなかった方、「おなかのおそうじ屋さん」のクロロフィル・食物繊維でまずは腸内リセットからはじめませんか?