腰痛予防のための食事療法
ベジタリアンと呼ばれる若者たち。意識的に体を鍛えている人たち以外は、足腰の筋肉が衰え、腰痛を訴える現代病が増加しています。
重要なポイント
- たんぱく質を多く含む食品(肉類・魚介類・卵など)を食べましょう。筋肉、靱帯、骨を強化するのに欠かせない栄養素です。
- ビタミンB群、Eをしっかり摂りましょう。ビタミンB群(ウナギ・ゴマ、枝豆)は筋肉の疲労を和らげて回復させます。ビタミンE(小麦胚芽・コーン油)は、血管を拡張させて血行を促し、筋肉の緊張を和らげる働きがあります。
- カルシウムは骨の主成分です。睡眠で成長ホルモンの分泌が盛んなときに、カルシウムを補給するのが最適です。牛乳は朝飲むより、就寝前に飲む方が骨づくりには合理的です。
腰痛予防のメニュー
魚介類のサケ・ホタテやエビを取り混ぜ、 トウモロコシ・ブロッコリー・カリフラワーを加えたクリームシチューで、 骨の新陳代謝をスムーズにしましょう。
腰痛予防のストレッチ
- 曲がった骨を矯正しましょう。頭の上で両手を組んで、ゆっくりと息を吐きながら、上下に伸びながら引っ張りましょう。
- 腰部やだるさを解消するためには、ゆっくりと息を吐きながら、体をねじって振り向きましょう。左右交互にすると効果的です。
こんなことにも注意を
- 椅子に座るとき、足を組む習慣のある人は、背骨をゆがめ筋肉に負担がかかりやすく腰痛の原因になります。足をそろえて座る習慣を身につけましょう。
- 紫外線をカットするような化粧品をよく使う方は、ビタミンDの摂取のためにマグロやサケなどの魚で補いましょう。