夏の太陽は危険がいっぱい
初夏の日ざしは、1年中でいちばん多くの紫外線が含まれています。冬の間、肌はメラニンの産生が少なく、紫外線に対する抵抗力が不十分です。紫外線は肌ばかりでなく、体内で活性酸素を増やし、老化を早めます。早めに紫外線対策をしましょう。
活性酸素を増やさないポイント
- 活性酸素から体を守るにはビタミンA、C、E、カロテノイド色素を多く含む緑黄色野菜をしっかり食べることです。
- ミネラルの亜鉛、鉄、銅を含むカキやホタテ貝などは抗酸化食品です。またカツオやマグロには抗酸化作用を促進するセレンが含まれています。
- 肌の細胞に活力を持たせ、活性酸素の増加を抑えるにはコラーゲンを含むフカヒレや手羽先、牛・豚のすね肉とビタミンA、Cを含む緑黄色野菜を一緒に食べることです。
こんな料理はいかがですか
- カツオのたたきに生ワカメ、タマネギのスライス、シソの葉を刻み、おろしショウガを添えてポン酢をかけて食べましょう。好みによってすりおろしニンニクを添えて。 タマネギは水にさらすと、せっかくの活性物質が水に溶けだしてしまいますので、さらし過ぎないようにしましょう。
- カブの葉をさっと茹でた後、すぐに氷水にとって色止めをします。それを固く絞ってから細かく刻み、炊き立てのご飯に混ぜて食べましょう。(ビタミンご飯)
こんなことにも注意を
- 春野菜には多くの種類があります。 多種類の野菜(茎・葉・実・根の一物全体食)をモリモリ食べることで、多彩な栄養素が相乗効果を発揮し、活性酸素から身を守ってくれます。
- 初夏は便秘を予防するのによい季節です。太陽の日差しとともに少し早起きしましょう。そして、ゆっくりと緑黄色野菜たっぷりの朝ご飯を食べて、腸の蠕動運動を促し、排便反射を無視しない、排便習慣を身につけましょう。