中年太り解消のための食事療法
中年になって、ウエスト回りが気になり始めたら、体は霜降りになってきています。近い将来、病気にかかるリスクが高くなりますので、食べ過ぎや運動不足にならないようにしましょう。
体脂肪を増やさないポイント
- 夕食後に果物やお菓子を食べる方は、昼間に食べましょう。飲み物で、砂糖の入った冷たい炭酸飲料水には注意が必要です。その代わりに温かいお茶を。お茶には脂肪の酸化を抑えるポリフェノールがいっぱい。
- 夕食には、油の少ない魚中心の和食を。挽肉料理は脂肪の摂取も多くなりますので、食べる頻度を減らしましょう。油料理は1日に1回程度に。
- ともかく食物繊維を含む野菜・キノコ・海藻類を毎食たっぷりと。トンカツに添えてあるキャベツや味噌汁のワカメ程度では足りません。一食に両手一杯(200g)以上の野菜を食べましょう。
こんな料理はいかがですか
※料理法でエネルギーをカット
揚げる→網で焼く、油で炒める→茹でる、焼く→蒸す
- タコによく練った納豆、オクラ、ミョウガ、切りゴマなど薬味を添えて召し上がれ。タコやイカにはタウリンが含まれ、インスリンの分泌を促進し糖の代謝をよくする働きがあります。
- 納豆は脂肪の代謝をよくし、皮下脂肪がたまりにくい食品です。
こんなことにも注意を
- 味の付いている主食(チャーハン・カレーライス・寿司)や干物は、食べる回数を減らしましょう。塩分のある食品は、胃酸の分泌を高め、食べ過ぎの原因になります。出来るだけ主食・主菜・副菜のそろった定食を食べましょう。
- 一食分の食事時間は20分以上かけて、ゆっくりとよく噛んで食べましょう。「満腹でも好物なら食べてしまう」のは、痴呆症の始まりかもしれません。
- 動脈硬化を予防するためのアルコール摂取量は、赤ワインならグラス2杯まで。
- 基礎代謝を減らさないためにも、1日30分は歩きましょう。