クロレラ工業株式会社

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ア・ラ・カルト

中性脂肪を減らす食事療法

血液中の中性脂肪を減らすには、中性脂肪になりやすい砂糖を使ったお菓子やジュース、果物、アルコールを控え、脂肪を燃焼しやすくする適度な運動を行なうことです。食事制限だけで減らしますと、体力の低下、脂肪以外に筋肉などの組織も減ってしまいます。

中性脂肪を減らすポイント
  • 夕食を満腹になるまで食べていますと、寝ている間、中性脂肪は高い値を示します。たらふく食べたいときは、エネルギーの少ない野菜、海藻類、きのこ、大豆製品などの植物性食品を温かい料理で食べましょう。
  • 肉に比べてサンマやイワシなど脂肪の多い魚の摂取が少ないと、脂肪酸のバランスが原因で中性脂肪が高くなります。焼いたサンマか、イワシと食物繊維が多くカロテノイド系色素のある緑黄色野菜と一緒に食べましょう。
  • 野菜の摂取量が増えるに伴ってサラダ、野菜炒めなどで油が増えすぎても、中性脂肪が上昇します。オリーブ油を使ったサラダや炒めものよりも、和風のお浸しや煮物で食べましょう。
  • 夕食後に別腹と言って、洋菓子のケーキやクッキー、アイスクリーム、ジュース、牛乳、果物などのデザートは控えるように。甘い物が欲しいときは、お昼、間食に和菓子のお饅頭を1個、あるいはバナナ1本程度を食べましょう。
飲み物で改善するには
  • 緑茶や紅茶に含まれるカテキンにも、脂肪の酸化を防ぐ働きがあります。食事のとき、お茶を1杯飲むようにしましょう。
  • コーヒーに含まれるカフェインは、運動前に飲むと中性脂肪が燃えやすくなると言われますが、大量に飲まないと効果が期待できないとされ、カフェインの過剰摂取に注意が必要です。
よりよい生活改善には
  • たくさんの酸素を体内に取り入れる運動は、心臓や肺の機能を高め、中性脂肪を減らす効果があります。1日に30分歩くことが基本ですが、1回10分歩くことを3回行なうのと同じです。まず10分1回から始めましょう。
  • 今までの生活習慣より、軽く汗が出る速度で1日に1000歩多く歩きましょう。乗り物を利用しないで駅まで歩く、1〜2週間で太っている人は、中性脂肪と体重を同時に減らせます。歩くのをやめると元に戻りますので、根気よく続けることです。