夏の水分摂取と便秘
汗をたくさんかく季節になり、いつもと同じように水分を摂っていても、体内の水分を搾り出してしまい、水分不足を起こしてしまいます。
便秘
体は水分を多くとっているようでも、足りない!と悲鳴をあげています。特に高齢者は便秘の頻度も高くなり、多くの人が下剤を使用しています。高齢者の便秘の特徴は弛緩性便秘と言われるもので大腸の運動と緊張が低下し、腸が緩んだ状態となる事により、腸の内容物の移動が遅れ、水分が吸収されすぎて便が硬くなり、排便までの時間が遅れてくるものです。また、直腸は太くなり、肛門の“いきみ”の圧力は低下し、排泄出来ない状態になり、時には腸閉塞を起こす事もあります。さらに、病気を持つ人は、便秘を起こしやすいいろいろな薬による慢性便秘が見られます。そのため、特に夏場は、水分を適切にとりましょう。
利尿作用のある薬
・高血圧の薬 | ・利尿剤 |
・腎臓の薬 | ・喘息の薬(一部) |
・心不全の薬(一部) | ・脳圧及び眼圧下降の薬(一部) |
・Ca拮抗剤 | ・漢方薬・ハーブ |