クロレラ工業株式会社

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健康日誌

赤い血をつくる青野菜

赤い血が流れている生きものは、みんな青野菜が必要

青野菜の色をつくっているのは葉緑素、葉の緑のモトです。そしてこの葉緑素が、赤い血液をつくるのに必要になります。赤い血液と植物の緑…。色からみると正反対のようにみえますが、実はどちらも「ピロール核」というものを4つずつ持ち、その分子構造はよく似ています。
葉緑素は4つのピロール核のまん中にマグネシウムを1つ持っています。それに対して血色素(ヘモグロビン)は4つのピロール核のまん中に鉄が1つ入っています。
ピロール核の中心にMg(マグネシウム)が1つ入っているのが「葉緑素」、マグネシウムの代わりにFe(鉄)が1つ入っているのが「血色素」というわけです。

ということは、葉緑素が体の中に入ると、真っ赤な血色素(ヘモグロビン)の材料も補給されるということになります。だから、青野菜をたくさん食べていると血色素がどんどん作られ、サラサラした正常な血液になります。血液がサラサラしていてきれいだと、心臓に負担をかけずに血液が体の隅々まで流れます。血圧が正常で心臓も楽、顔色つやがよい。これが、青野菜の力です。

あの“肉食”動物のライオンが真っ先に食べたものとは?

ここで少し、栄養学者の川島四郎先生の体験談をお話しましょう。
川島先生がアフリカの大草原を移動中、ライオンがシマウマをつかまえて、まさにこれから食べよう!というところに行きあったそうです。ハラハラしながら身を潜めてその様子をみていましたが、内臓を引っ張り出しては横に積み上げて、一向に食べ始めない。どうしたのかなと思っていたら、そのうち緑色をした腸が出てきました。その緑色の腸にライオンがグワーッと、のどを鳴らして食べ始めたのだといいます。ライオンは、シマウマがついさっきまで食べていた草がいっぱい詰まった腸を狙っていたのです。

オオカミやライオンが襲う相手が草食動物なのは、腸に残っている草を狙っているから。生野菜こそ食べませんが、肉食動物もちゃんと草を食べているのです。これで動物には青い草が欠かせないということが分かります。

青い野菜と白い野菜

青い野菜というのは、太陽の光をさんさんと受けた緑の濃い野菜で、ほうれん草や、小松菜など、葉っぱ類です。
これに対して、白い野菜というのは、キャベツやレタスのように葉がぎっしりくるまっているため中まで太陽の光が届かない球形の野菜、そして土の中でできるダイコンや玉ねぎなど。これらの色が薄い野菜たちは、緑黄色野菜に対し「淡色野菜」ともいわれています。※
(※正確には、緑黄色野菜の定義は「色の濃い野菜」ではなく、「可食部100g当たりカロテン含量が600μg以上の野菜」という基準が厚生労働省により定められており、「淡色野菜」とは緑黄色野菜に属さない野菜のことを指します。)

コンビニやスーパーで手軽に食事を調達できるようになり、多くの方がこう言ってサラダを手に取っていきます。 「野菜をとるためにサラダを食べよう!」
ところが、野菜サラダを食べるだけでは、必要な量の野菜を補給するのは困難です。山盛りのキャベツをフライパンで火にかけたことのある人は、想像がつくでしょうか。生野菜だと、結構たくさん食べているつもりでも、実際はほんの一握りしか食べていないのです。それにサラダに使う野菜は、レタス、キャベツ、玉ねぎ…と、多くは白い野菜です。

白い野菜に含まれるビタミンと繊維はほかの食品からもとることができますから、野菜を食べるからには青野菜を意識することをおすすめします。白い野菜は、葉緑素が少ないので青野菜の代わりにはなれないのです。

チクゴ株クロレラで毎日新鮮な血液をつくる!

とはいえ、緑の濃いほうれん草でも、水分や繊維が大部分を占めているので、葉緑素の含有量は全体量の割合としてはごくわずか。
手軽に葉緑素をとりたい方には、野菜のご先祖様、「クロレラ」がおすすめです。
クロレラは、その細胞のうちおよそ1/3を葉緑体が占めており、葉緑素含有量の割合は、なんとほうれん草の約25.4倍!

クロレラ工業の粒製品は、葉緑素たっぷりのクロレラ細胞を丸ごとぎゅっと打錠して粒状にしているので、ふだんのお食事にプラスするだけで、青野菜の力をいっぱいに受け取ることができます。
よい赤血球をつくるためには良質な葉緑素が必要です。毎日の食事とチクゴ株クロレラで、サラサラ血液を目指しましょう!

参考:栄養学のABC もう一度、食べ物さん、ありがとう!